ビタミンやミネラルなどの栄養素は、健康でハツラツとした毎日を過ごすためには不可欠です。必要な栄養素が吸収できていなければ、疲れやすく風邪を引きやすい、なかなか眠れないといった不快症状を引き起こし、さらにはホルモンバランスを崩してしまいます。
妊娠したら、女性の身体は赤ちゃんの分の栄養を作り出さなければなりません。そのためには、妊娠前の今から食品には気を使うべきでしょう。妊娠しやすい健康な身体作りのために、摂取すべき栄養素を紹介します。
細胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンなど、妊娠するために必要なホルモンの形成に関与しているのが亜鉛。摂取不足になりがちな栄養素。
多く含む食材/牡蠣、するめ、ごま、カシューナッツ
必須アミノ酸の1つであるにもかかわらず体内で合成することが出来ないため、食事から補給する必要があります。アルギニンと一緒に摂取することで成長ホルモンの分泌を促す効果も。
多く含む食材/魚介類、卵、乳製品、納豆
妊娠前から摂るべきミネラル。妊娠してからは胎児の成長を助け、染色体異常を防ぐ働きがあると言われています。
多く含む食材/枝豆、アスパラガス、ブロッコリー、オクラ、小松菜、かぼちゃ、春菊、バナナ
血となり肉の元となるのがたんぱく質。不足してしまうと妊娠するための環境を整えることが出来なくなってしまいます。
多く含む食材/肉(赤身)、魚、卵、納豆、ヨーグルト
貧血を防ぎ、健康な血液を生み出すために必須の鉄分。
多く含む食材/ゴマ、納豆、レバー、ヒジキ、牡蠣、蜆、ほうれん草、小松菜、牛ヒレ肉
健康な骨を作るためには必須。妊娠中にカルシウムが不足すると、骨粗鬆症や虫歯の原因になってしまいます。
多く含む食材/豆腐、ジャコ、ヒジキ、小松菜、ヨーグルト、チーズ、牛乳、納豆、ゴマ
別角度からみたおすすめ食材を紹介します。
≪便秘を防ぐ食べ物≫
消化機能を正常に整えることは、しっかり栄養を吸収するうえでも大切です。
≪体を温める食べ物を≫
冷たい食べ物や飲み物は体を冷やします。冷えた体では妊娠はしづらいもの。体を温める食材を積極的に摂取するようにしましょう。
とはいえ大量の唐辛子や大量のスパイス類は体にとっては刺激物。過剰摂取は避けたほうがいいでしょう。こうした食材に加えてニンニク、ニラ、脂っこい物なども体に余剰の熱が溜まりやすくなるという漢方の考え方から大量摂取は避けたほうが無難。適量摂取が大切です。
≪スローフードを意識して≫
リラックスしながら楽しい食事をすることは消化・吸収も良く、免疫力も高められると言われています。旬の食材をシンプルに料理するだけで充分。ゆっくりとよくかんで食べる習慣をつけましょう。
≪旬の食材を≫
旬の食材は特に多くの栄養素を蓄えています。これさえ食べていれば妊娠できる、ということではありませんが、ホルモンバランスを整えることは妊娠しやすい環境を整えることにつながります。